明日10日の礼拝にて賛美いたします。
J.S. バッハ《ロ短調ミサ》BWV232より〈我信ず,唯一の神を〉(初期稿)
J.S. Bach: 'Credo in unum Deum' from Messe in h-moll BWV232 (frühere Fassung)
練習をしていて,これはヴァイオリンのパートも入れると7声の対位法の極地とも言える曲なので大変難しく,現時点で完成したとはとても言えませんが,1つの到達点として歌うことにしました。
ペータース版(1997年)による初期稿ですので,楽譜の上では全音低いですが,こちらの方が現実的だと感じます。
伴奏は今回もMIDIで作成しましたが,四分音符が連綿と続く通奏低音のパートは,単に刻んでいるだけではなくて,とても巧みな旋律進行であり,その中にこれまた巧みな和声進行が隠されており,入力していて何度もうならせられました。