サラモネ・ロッシ Salamone Rossi רוסי סלומונה
(本来のヘブライ語のシュロモ שלמה などの表記も。1570頃-1630)
は,北イタリアのマントヴァで活躍したヴァイオリニストで作曲家ですが,ユダヤ教徒でした。
個人的には初期バロックの演奏でも器楽曲を演奏したことが数回ありますが,その他にもラテン語の典礼音楽,さらにはヘブル語の典礼音楽も残しています。
ルネサンス期の対位法を引き継ぎながらも,ルネサンス期に活躍したフランドル楽派および初期バロック期のイタリア人音楽家とは異なる,哀愁に満ちた旋律と美しい和声が特徴だと感じています。
今回はその中から,
〈祝福せよ,祝福された方である主を
ברכו את יהוה המברך
Barechu 'et 'Adonay hamevorach〉
という曲を賛美することにしました。
歌詞は次の通りです。
ברכו את יהוה המברך ברוך יהוה המברך לעולם ועד | Barechu 'et 'Adonay hamevorach Baruch 'Adonay hamevorach le`olam va`ed | 祝せよ, 祝された方である主を 祝された方である主が祝されるように 永遠に永久に |
4月20日の復活祭礼拝にて賛美いたしました。
転勤で単身赴任される貴重な男性メンバーのK兄の,今のところ最後の参加でした。
皆さまヘブル語の歌を,復活の主の助けを頂きつつ大変素晴らしく賛美でき,感謝でした!
終わってから「とても素晴らしかった!」とお声がけを頂き,主をあがめました。