ヨハン・クリューガー:〈主をたたえよ〉
Johann Crüger (1598-1662)
《Meditationum musicarum paradisus I》(1622)より
〈Cantate Domino〉
〈Cantate Domino〉
を再演することにしました。
2拍子−3拍子−2拍子になる初期バロックらしい曲ですが,詩篇98篇(ラテン語聖書では97篇)の喜ばしい歌詞に,装飾が多く喜ばしい音型が付いていて,主をたたえるにふさわしい曲です。
また,3拍子部分は「新しい歌」の歌詞が,ところどころ「不思議」や「右手/聖なる腕が救った」というところでは2拍子なのに3拍子に感じられるようなフレーズで主の不思議を表すなど,歌詞を音でもって表現するべく大変凝っています。
2拍子−3拍子−2拍子になる初期バロックらしい曲ですが,詩篇98篇(ラテン語聖書では97篇)の喜ばしい歌詞に,装飾が多く喜ばしい音型が付いていて,主をたたえるにふさわしい曲です。
また,3拍子部分は「新しい歌」の歌詞が,ところどころ「不思議」や「右手/聖なる腕が救った」というところでは2拍子なのに3拍子に感じられるようなフレーズで主の不思議を表すなど,歌詞を音でもって表現するべく大変凝っています。
原詞(ラテン語) | 各行の邦訳 | 新改訳 |
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Cantate Domino canticum novum, quia mirabilia fecit. Salvavit sibi dextera ejus, et brachium sanctum ejus. | 主に歌え 新しい歌を 不思議をなさった故に その右手が自ら救った その聖なる腕が | 新しい歌を主に歌え。 主は、奇しいわざをなさった。 その右の御手と、 その聖なる御腕とが、 主に勝利をもたらしたのだ。 |