2012年12月20日木曜日

【聖歌隊12/23,24】P.ヘイズ:〈ハレルヤ〉

12/23の降誕祭(クリスマス)礼拝(10:45〜)と,12/24の燭火礼拝(キャンドル・サービス,19:00〜)で歌う曲は,
  フィリップ・ヘイズ Philip Hayes (1738-97):〈ハレルヤ Hallelujah〉
です。

この曲はカノンになっており,現在の編成に合わせて女声2声と男声1声で歌うようにしました。

バロックを過ぎた18世紀の末の作品らしく,不協和音の使い方が非常に面白く,3声が2度(あるいは9度)同士でぶつかるような部分があり,様々な「ハレルヤ」を表現しているようです。

作者のヘイズについてはWikipediaにもありますが,故・岳籐豪希訳編『教会合唱曲集I 新しい歌を主に歌え』(いのちのことば社,1983:68)から引用いたします。

「作曲者フィリップ・ヘイズは,英国のオックスフォードに生れた。1777年父親のウィリアム・ヘイズの後をついでオルガニストとなり,オラトリオ等多くの作品を出版した。彼の最も大きな功績は,教会合唱曲集の編曲集にあたったことである。」
楽譜はネットにもありますが,出典は不明です (atake)。
http://www3.cpdl.org/wiki/index.php/Phillip_Hayes